「QAエンジニアがソーシャル系の開発現場で感じるギャップ」第1回

QUES TECH

HCの原です。

今週は、ウォーターフォール開発に慣れ親しんだエンジニアが感じる、ソーシャル系のアプリ開発の現場で感じるギャップについて少し書きたいと思います。

従来、ソフトウェア開発の現場では、分析、設計、実装、テストという開発の工程を踏み、その間を仕様書というドキュメントで意図を伝える、ウォーターフォールという開発手法が主流でした。一方ソーシャル系アプリの開発現場では、短い期間(1週間から1ヶ月)を区切って、その短い間にすべての開発手順(分析、設計、実装、テスト)を踏んで動作する完成品の一部を作成し、それを繰り返すことによってシステムを作り上げる、アジャイル開発を採用している現場が一般的になっています。
テストに関わる私達QAエンジニアも、XPやスクラムというアジャイル開発のプロセスやペアプログラミングやテスト駆動開発、リファクタリング、継続的インテグレーションなどのプラクティスについては、書籍やNETで事前に調べて臨んでいるのですが、ソーシャル系アプリ開発独特のスタイルやそのスピードに戸惑いを感じる方も多いのではないでしょうか。

ソーシャルゲームやソーシャルアプリ開発では、より多くのユーザを獲得するためにトレンドをキャッチしながらオリジナリティを追求するという、ある意味、相反する要求にチャレンジしています。トレンドを追いすぎるとモノマネだと思われる、またオリジナリティを出し過ぎると市場理解を得るまでに時間が掛かる。そのバランスを取りながらの開発となるため、ギリギリまで、企画の練り直しやアイディアの追加、パラメータチューニングを行うことになります。
良いアイディアが浮かんだ場合、検証にとりかかっていても、アジャイル開発の現場ではそのアイディアを採用しリリースするために、改めてテストを実施する必要が出てきます。
更に、リリースまでに猶予のない状態での開発では、実装工程での十分なテスト行うことが難しく、検査(検証)工程に単体テストレベルの不具合が残ったまま渡ってくるケースが多くなります。
リリース間際の検証は、時間がないからと慌てることなく手間を惜しまず実施すること、また単体レベルの不具合が含まれていることも考慮してテストを行うことが必要になります。

この続きは第2回で書きたいと思います。


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