appiumを動かしてみる(1)

ヒューマンクレスト矢野です。

テスト自動化に関して、Seleniumに関係する
アプリ自動化ツールのAppiumを触ってみたので、
その時の手順を記載いたします。

https://appium.io/getting-started.html
こちらに記載された手順にそって、Macで、iOSとAndroidアプリのサンプルを動かすところを
目標にしてやったことを書いていこうと思います。
Macを使用するのは、iOS、Android両方のアプリで作成した
同じテストコードが実施できることを確認するためです。

今回は、環境構築までを記載します。

1.node.jsを入れる
ターミナルを起動して、「brew install node」を入力してください。
※brewのセットアップについては、ネット上の情報を参照してください。
この後、「npm -v」を実施してください。バージョンが表示されれば、正常にインストールされています。

2.iOSアプリ実行環境を整える
詳細は、https://github.com/appium/appium/blob/master/docs/running-on-osx.md#ios に記載されています。
具体的には、
OSは、10.0.7以上であること、iOS6.1を動作するには、XCode4.6.3、iOS7.0を動作するには、XCode5を準備します。
AppleDeveloperToolsもセットアップします。

3.Androidアプリ実行環境を整える
AndroidSDKがインストールされていること(APIレベルは17(4.2)以上となります)
「ant -version」でantがインストールされているか確認をします。
バージョン表示がなければ、「brew install ant」でantをインストールします。
「mvn -version」でmavenがインストールされているか確認します。
バージョン表示がなければ、「brew install homebrew/versions/maven30」で
maven3.0.5をインストールしてください。
appiumで使用するmavenは上記バージョンであることが必要なので、注意してください。
再度、「mvn -version」を実行し、バージョン表示されることを確認してください。
もし、JAVA_HOMEの設定がないと言われた場合は、以下を.bash_profileに設定してください。
export JAVA_HOME=`/usr/libexec/java_home`
export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin

次回は、サンプルを使用して、iOSアプリのテストを動作させるまでを目指します。

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